黄色の野襤褸菊の花

ノボロギク (野襤褸菊)

Senecio vulgaris

読み:セネシオ・ブルガリス (セネキオ)

ヨーロッパ原産の1,2年草(越年草)。全草に毒を含む有毒種。野生化している帰化植物で道端や空地などで見られる。 果実期の白い冠毛をボロ切れに見立てたボロギク (サワギクのこと) に似て野に生えるためノボロギクと呼ばれる。

黄色の野襤褸菊の花 (撮影日:2022年3月30日)

2022/03/30 …(1-1) (春・日なた・地植え)

黄色の花

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花:筒状花

名前にあるボロギク (サワギク) の花には舌状花がつくが、ノボロギクの花は筒状花のみで構成される。 この状態で既に開花しており、これ以上は開かない。

黄色の野襤褸菊の花 (撮影日:2022年3月30日)

2022/03/30 …(1-2) (春・日なた・地植え)

筒状花と果実の様子

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おしべ:集葯雄しべ めしべ:1本、柱頭:2裂
果実痩果

総苞片の先端は黒くなる。果実は花托に放射状につき、全体の姿は球形となる。

黄色の野襤褸菊の花 (撮影日:2022年3月30日)

2022/03/30 …(1-3) (春・日なた・地植え)

全体の様子

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草丈:10~30cmほど

葉は羽状に裂け互生する。葉や茎にはやや白い毛が生えている。