タラクサクム
コモンネーム:Dandelion
(ダンデライオン)
鉢植え 地植え 雑草
耐寒性 日なた
種子まき こぼれ種
常緑性の多年草。 茎を裏返して鼓を作って遊んだことから古くは鼓草と呼ばれる。 タンポポの名前は、球形の綿毛の姿が綿を丸めて布でくるんだタンポに似るためや 鼓草の鼓の音タン!ポンポンを連想するためと言われている。 漢字の蒲公英は漢名「蒲公英」から。
2022/03/30 …(1-1)(春・日なた・地植え)
タンポポ属の中で在来種の、総苞片が閉じている種類のものは特にニホンタンポポと呼ばれる。
繁殖力が高く幅広く分布するセイヨウタンポポに比べ
狭い範囲で繁殖するため、カントウタンポポやカンサイタンポポなど地方によって見られるタンポポの種類が異なる。
こちらの花は全て関東地方で撮影したもの。
小花は全て舌状花からなり、多数の小花が集まって一つの花となっている。
2023/03/28 …(2-1)(春・日なた・鉢植え)
雄しべと雌しべの拡大
小花には1枚の花弁と葯が合着し筒状となった集葯雄しべが1本つき、
その筒の中から1本の雌しべが出る。柱頭は2裂する。
2023/03/28 …(2-2)(春・日なた・鉢植え)
5裂した花弁の様子
花弁の先端は5裂する。
タンポポの舌状花は合弁花で
5枚の花弁が合着し1枚の花弁となっている。
2022/03/30 …(1-3)(春・日なた・地植え)
全体の様子
葉は披針形~楕円形で羽状に深裂する。このギザギザした葉をライオンの歯に見立て
海外ではライオンの歯を意味するDandelion (ダンデライオン)と呼ばれる。
2023/03/28 …(2-5)(春・日なた・鉢植え)
総苞片がやや反り返っているタンポポ
ニホンタンポポは自家受粉を行わないため
セイヨウタンポポとの自然交配により、やや苞が反っているものも多い。
2023/03/08 …(2-6)(春・日なた・鉢植え)
早春の様子
飛んだ種は秋に発芽し、葉をロゼット状に、地面に張りつくように四方へ平らに広げて越冬し
春になると花茎を上へと伸ばす。