痩果とは - 花の名前を調べる
クロニガナの痩果

痩果 (そうか)

果皮が薄く、種子とくっついて 一体化して見える果実を痩果という。 乾果閉果の一つでもあり、熟してもこの実は開かない。

先端に冠毛がつくもの クロニガナ(黒苦菜)(撮影日:2023年5月31日)

図 冠毛がつくもの (萼由来)

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クロニガナの痩果には先端に白い冠毛がつく。 この綿毛はが羽毛状に変化している。

図 先端に冠毛がつくものセンニンソウ(仙人草)

図 冠毛がつくもの (花柱由来)

センニンソウの綿毛は花柱が羽毛状に変化している。

痩果の表面のトゲ状の突起 セイヨウタンポポ (西洋蒲公英) (撮影日:2023年4月23日)

図 トゲ状の突起があるもの

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セイヨウタンポポの痩果の表面にはトゲ状の突起がある。 先端にはクロニガナと同じく萼由来の冠毛がつく。

4つに分かれた分果 コバノタツナミ(小葉立浪) (撮影日:2024年5月20日)

図 分果となるもの

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コバノタツナミは1本のめしべから4個の分果ができる。 この分果は痩果状で裂開しない。

図 肥大した花托につく痩果 イチゴ(苺)

図 肥大した花托につくもの

イチゴはこの小さな粒1つ1つが痩果で、肥大化した花托につく。 このように子房以外の部分も果実の一部となるものを偽果という。