液果とは - 花の名前を調べる
ユスラウメの液果

液果 (えきか)

被子植物において果実が熟した時、多汁であったり多肉質だったりするものを液果という。 果実は時に種子と共に食され、種が遠くへと運ばれる仕組みとなっている。

果実は熟すと裂開するものと裂開しないものがあり、を持つ核果や核を持たない漿果子房以外の部分も発達し果実の一部となる偽果などがある。

図 ユスラウメ

図 核があるもの

1024x768

ユスラウメは中果皮が多汁な液果でこの部分を食用とする。 内果皮は硬化して核となり中の種子を包み、このような果実を核果という。

核が無い液果 (オタフクナンテン) (撮影日:2024年11月13日)

図 核が無いもの

1024x768

オタフクナンテンに核は無く、果実の中には大きな半球形の種子が2つ入っている。 このように核が無い果実は漿果という。

内部に空洞がある液果 (ピーマン) (撮影日:2025年6月4日)

図 内部が空洞のもの

1024x768

ピーマン種子以外のほとんどが空洞となっている。

花托が果実の一部となるもの (タチバナモドキ) (撮影日:2024年12月12日)

図 花托が果実の一部となるもの

1024x768

タチバナモドキ花托が子房と一体化して多肉質になっている。 このように子房以外のものも果実の一部となるものを偽果といい、その中で特に花托が果実の一部になるものはナシ状果という。