核果 (かくか)

石果 (せきか)

液果の一つで中心に木質化した内果皮 ()がある果実を核果という。 この堅い核が中の種子を保護している。 石果 (せきか)ともいう。

サクランボモモなど多肉質な中果皮を食べるものや 銀杏のように核の中にある種子を食べるものがある。

図1 ウグイスカグラ(鶯神楽)

(図1) ウグイスカグラの果実 核果

中の核が日に透けて見える

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図2 ユスラウメ

(図2) ユスラウメの果実と核 核果

実を半分に切ったところ
ユスラウメは多肉質な中果皮を食べる

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図3 ユスラウメ

(図3) 参考 ユスラウメの果実 核果

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図4 イチョウ(銀杏)

(図4) イチョウの果実 核果

イチョウの中果皮は悪臭がする
この部分は食べずに取り除く

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図5 イチョウ(銀杏)

(図5) 参考 イチョウの核

中果皮を取り除いたようす
ギンナンはこの核を割って出てくる種子の部分を食べる

図6 サクラ (桜)サクランボ

(図6) サクラの果実 核果 サクランボ

サクランボの種のように見える部分が核となっている

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