種子 (しゅし)

胚 胚乳 子葉 胚乳種子 無胚乳種子

果実の中にある、胚珠が成長したものを種子という。 その中にやがて葉や根になる胚と栄養源の胚乳がある。 種子が熟し様々な方法で播かれ発芽すると新しい個体となる。

植物はやがて葉になる部分(子葉)が胚乳の栄養を吸収して発芽する。 種子が熟する前に子葉が栄養を吸収してその後熟したものを無胚乳種子といい、 最初に種子が熟し発芽時に子葉が吸収する種子を胚乳種子という。

熟した胚乳種子の中には胚乳があり発芽の際に子葉に吸収される。 熟した無胚乳種子の場合熟す前に既に子葉が吸収しているので胚乳はない。

図1 ホウセンカ

(図1) ホウセンカの種子

ホウセンカの果実は熟すと衝撃で実がはじけて中の種を遠くへと運ぶ

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