胚珠 (はいしゅ)

植物のやがて種子になる部分を胚珠という。

被子植物では子房の中にあり 受精すると子房は果実へ その中にある胚珠は種子へと成長を始める。

植物が種子を作るための雌性の生殖器官で このなかに花粉と受精する生殖細胞が入っている。

図1 ヒオウギ(檜扇)

(図1) ヒオウギ

胚珠は子房の中にあり外からは見えない

図2 ヒオウギ(檜扇)

(図2) 受精前と後のヒオウギ

写真後ろに見える大きな子房は受精後で果実へと成長している(未成熟の果実)。

図3 ヒペリカム

(図3) 受精後のヒペリカム

受精後の子房は果実となり、胚珠は種子へと成長を始めている。