花糸とは - 花の名前を調べる
ムラサキシキブの花糸

花糸 (かし)

filament

おしべの一つでを支える部分を花糸という。 細長いものや合着したもの、葉状に変化したものなどがある。

長い花糸 (ムラサキシキブ) (撮影日:2022年7月26日)

図 長いもの

ムラサキシキブの花糸は長く花冠から突き出る。

シロミナンテン(白実南天) (1-2)  白い実が生る (撮影日:2015年6月8日)

図 短いもの

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ナンテンの花糸は短くほとんど見られない。

上に曲がった花糸 (ギボウシ) (撮影日:2013年8月4日)

図 上に曲がるもの

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ギボウシの花糸は上へ曲がる。

下に曲がった花糸 (スクテラリア・チェリースカルキャップ) (撮影日:2025年6月26日)

図 下に曲がるもの

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スクテラリアの花糸は下へ曲がる。

多数の花糸 (イースターカクタス) (撮影日:2023年4月3日)

図 多数つくもの

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イースターカクタスには細い花糸を持つおしべが多数本つく。

筒状に合着した花糸 (ムクゲ) (撮影日:2021年9月9日)

図 筒状に合着したもの

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ムクゲの花糸は合着して筒状となりめしべを包んでいる。

基部が合着した花糸 (ケイトウ) (撮影日:2024年6月10日)

図 基部が合着したもの

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ケイトウの花糸は基部が合着し子房を包んでいる。

葯と合着した花糸 (スズメウリ) (撮影日:2023年9月27日)

図 葯と合着したもの

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スズメウリは花糸と葯が合着し、このようなおしべは合体雄しべと呼ばれる。 スズメウリには3本のおしべがつく。

葉状の花糸 (ヒメスイレン) (撮影日:2022年9月2日 午後4時1分)

図 葉状のもの

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ヒメスイレンの花糸は葉状に変化している。外側のものほど幅広く平らで花弁と同じような姿となる。