花糸 (かし) filament おしべの一つで葯を支える部分を花糸という。 細長いものや合着したもの、葉状に変化したものなどがある。 図 長いもの ムラサキシキブの花糸は長く花冠から突き出る。 用語画像 > 索引 用語名 > 図 短いもの 1024x768 ナンテンの花糸は短くほとんど見られない。 図 上に曲がるもの 1024x768 ギボウシの花糸は上へ曲がる。 図 下に曲がるもの 1024x768 スクテラリアの花糸は下へ曲がる。 図 多数つくもの 1024x768 イースターカクタスには細い花糸を持つおしべが多数本つく。 図 筒状に合着したもの 1024x768 ムクゲの花糸は合着して筒状となりめしべを包んでいる。 図 基部が合着したもの 800x600 ケイトウの花糸は基部が合着し子房を包んでいる。 図 葯と合着したもの 800x600 スズメウリは花糸と葯が合着し、このようなおしべは合体雄しべと呼ばれる。 スズメウリには3本のおしべがつく。 図 葉状のもの 1024x768 ヒメスイレンの花糸は葉状に変化している。外側のものほど幅広く平らで花弁と同じような姿となる。