
葯 (やく)
anther
側着葯 (そくちゃくやく)
丁字着葯 (ていじちゃくやく)
底着葯 (ていちゃくやく)
おしべを構成する一つで花粉を作る部分を葯という。 おしべが成熟すると裂開し中から花粉を放出する。 花粉を包む袋状のもので、被子植物の場合には葯、裸子植物の場合は花粉嚢と呼ばれる。

図3 花糸が側面につくもの
葯は2つの半葯からなり、その間は葯隔で繋がっている。ニリンソウの葯隔は太くはっきりと見える。 花糸が葯の側面につくものを側着葯または沿着葯という。 ニリンソウの花粉は白く、葯が裂開するとより白く見える。








