ヤマユリ (山百合) - 花の名前を調べる
白色のヤマユリの花 (山百合)

ヤマユリ (山百合)

Lilium auratum

読み:リリウム・アウラツム

日本原産の冬季落葉性の多年草。 明るい山地や林地に自生し、山に生えるユリとして山百合と呼ばれる。

白色のヤマユリの花 (山百合) (撮影日:2024年7月5日)

2024/07/05 …(1-1) (夏・鉢植え・日なた)

白色の花

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花は大型で強い芳香がある。ユリの仲間は夜に活動する虫を呼ぶため、特に夜に香りが強くなる。 横向きまたはやや下向きに咲く。

ヤマユリの花被片の様子 (撮影日:2024年7月3日)

2024/07/03 …(1-2) (夏・鉢植え・日なた)

花被片の様子

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花被片の中央には黄色い筋があり、全体に赤色の突起がある(1-3)。 花被片は内花被3枚、外花被3枚の計6枚つく。

ヤマユリの赤色の突起の様子 (撮影日:2024年7月7日)

2024/07/07 …(1-3) (夏・鉢植え・日なた)

赤色の突起

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花被片には多数の赤色の突起があり、赤い斑点のように見える。

ヤマユリの花を横から見た様子 (撮影日:2024年7月3日)

2024/07/03 …(1-4) (夏・鉢植え・日なた)

横から見た様子

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花被片は外側へやや反りかえる。

下向きに咲くヤマユリの雄しべと雌しべの様子 (撮影日:2024年7月3日)

2024/07/03 …(1-5) (夏・鉢植え・日なた)

おしべとめしべの様子

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花はおしべが6本に、めしべが1本つく。 やや下向きに咲いた花のおしべはだけが風に揺られ、ゆらゆらと動く。

ヤマユリの合着した雌しべの柱頭の様子 (撮影日:2024年7月3日)

2024/07/03 …(1-6) (夏・鉢植え・日なた)

柱頭の様子

雌しべは心皮3枚が合着して1本となっている。

ヤマユリの植え付け時の球根の様子 (撮影日:2023年11月1日)

2023/11/01 …(1-7) (秋・鉢植え)

植え付け時の球根

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写真の球根は観賞用のため食用禁止とある。 球根は食用となり、食用に栽培された球根はオニユリと共にユリ根としても知られる。 球根は鱗茎でたまねぎ状となっている。

つぼみの時のヤマユリの葉の様子 (撮影日:2024年6月25日)

2024/06/25 …(1-8) (夏・鉢植え・日なた)

葉の様子

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葉は全縁の広披針形で互生する。

開花時のヤマユリの株全体の様子 (撮影日:2024年7月3日)

2024/07/03 …(1-9) (夏・鉢植え・日なた)

全体の様子

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草丈は高さ1mから1.5mほど。自生地では山地や林地の風通しが良く涼しい、半日陰や明るい日陰などで見られる。 1本の茎先に複数個の花をつける。