シロバナマンジュシャゲの花柱

花柱 (かちゅう)

style

めしべの一つで、柱頭子房をつなぐ部分を花柱という。

シロバナマンジュシャゲ(白花曼殊沙華) ヒガンバナ(彼岸花)(2-5) 白色の花 (撮影日:2016年9月25日)

図 花柱が長いもの

1024x768

ヒガンバナの花柱は長く、 めしべは花被おしべよりも長く外へ突き出る。

ニラ(韮)(1-5) 白色の花(撮影日:2023年8月31日)

図 花柱が短いもの

1024x768

ニラの花柱は短く花被やおしべよりも短い。

スイセン・アイスフォーリスの雄しべと雌しべの画像(撮影日:2024年4月2日)

図 花柱が合着しているもの

800x600

スイセンのめしべは3枚の心皮が合着して1本となっている。 花柱や子房には3本が合着したつなぎ目がある。

スカリユリの花柱 (撮影日:2013年6月15日)

図 花柱が太いもの

640x480

スカシユリの花柱も同じく3心皮が合着して1本となっている。 ユリ科の植物は子房上位のため花を覗くと花柱の下に子房が見える。

チューリップ(9) 赤色の花 (撮影日:2023年4月6日)

図 花柱がほぼ見られないもの

800x600

同じユリ科でもチューリップのように花柱がほとんど見られないものもある。

ホオズキ(鬼灯、酸漿)(2-1) 雄しべと雌しべの拡大(撮影日:2022年5月23日)

図 肥料が足りているもの

1024x768

ホオズキなどナス科の植物は肥料が十分足りていると花柱がおしべよりも長くなり、 不足すると短くなる。