裂開果とは - 花の名前を調べる
裂開したヒオウギの果実

裂開果 (れっかいか)

成熟すると果皮が開く果実を裂開果という。
多くの乾果と一部の液果に見られる。

図 裂開したヒオウギの果実 (檜扇) (撮影日:2021年9月29日)

図 上から裂開するもの

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多くの裂開果は果皮の乾燥によって裂開する。 ヒオウギの果実は熟すと上から裂ける。

図 片側が裂開したキャベツの長角果 (撮影日:2024年4月5日)

図 左右が裂開するもの

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キャベツなどの角果は熟すと果実の両側が裂ける。 写真のキャベツは左側が下から裂けたところ。

図 ミツバアケビ

図 液果だが裂開するもの

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ミツバアケビの果実は多肉質な液果で、珍しい裂開する液果の一つとなっている。

ムラサキケマン(紫華鬘)(1-5) 果実が弾け種が飛んだ後の様子(撮影日:2022年5月5日)

図 触れると裂開するもの

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ムラサキケマンの果実は触るとその衝撃で裂け種子を強く外へと弾き飛ばす。

ユウゲショウ(夕化粧)(3-2) 裂開した果実 中の種子(撮影日:2022年7月7日)

図 雨が降ると裂開するもの

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ユウゲショウの果実は水に濡れると裂開し雨が当たる衝撃で種子を散布する。