集合果とは - 【植物図鑑】 花の名前を調べる - hananani.com
ブラックベリーの集合果

集合果 (しゅうごうか)

aggregate fruit

集合核果、集合漿果、集合痩果
キイチゴ状果、イチゴ状果

複数の果実が集まった複合果の一種で、 一つの花の複数のめしべ子房が果実となり集まったものを集合果という。

ブラックベリーのように 複数の小核果が集まったキイチゴ状果や ワイルドストロベリーのように 発達した花托に複数の痩果がつくイチゴ状果(偽果)がある。

図1 ブラックベリーの集合果

図 核果が集まるもの (集合核果)

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ブラックベリーは複数の子房がそれぞれ小さな核果となりそれが集まって一つの果実となっている。 このような果実を集合核果という。キイチゴ属にみられ、キイチゴ状果とも呼ばれる。

図 ウラシマソウの集合果 (浦島草)

図 漿果が集まるもの (集合漿果)

ウラシマソウ肉穂花序に多数の雌性群をつける。 肉穂花序はこの1本が一つの花で、ウラシマソウは核が無い多数の漿果が集まって一つの果実となっている。

フクジュソウの集合果 (撮影日:2021年3月6日)

図 痩果が集まるもの (集合痩果)

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フクジュソウは複数の子房がそれぞれ痩果となりそれが集まって一つの果実となっている。 このような果実を集合痩果という。

図 ワイルドストロベリーの集合果 多数の果実と共に花托が肥大化するもの

図 集合痩果で花托も肥大するもの

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ワイルドストロベリーはこの粒の一つ一つが果実で、複数の子房がそれぞれ痩果となり、 それと共に花托が肥大して果実の一部となる。 このように子房以外のものも果実の一部となるものを偽果という。