肉穂花序

穂状花序の花序が多肉質になったもので サトイモ科の植物にみられる、多肉質な太い花軸に 柄のない多数の小花を直接つける花のつき方(花序)を肉穂花序という。
複数のおしべと複数のめしべからなり、 この花序1つで1つの花となる。 大きな仏炎苞に包まれるように咲く。

図1 カラーの肉穂花序

図1 カラーの肉穂花序
全体の様子

黄色の仏炎苞の中心に見える。

1024x768

カラーのページ

図2 カラーの肉穂花序

図2 カラーの肉穂花序の拡大

下部分は雌性花、上部分は雄性花で咲き始めは雌性期の雌性先熟。 雌性期には仏炎苞がゆるみ肉穂花序が露出する。

1024x768

図3 アンスリュウムの肉穂花序

図3 アンスリュウムの肉穂花序

アンスリュウムの肉穂花序は最初から露出している。

アンスリュウムのページ