雌性先熟 (しせいせんじゅく)

雌しべ先熟

先にめしべが成熟して他の花から花粉を受け取り(受粉) 次におしべが成熟し花粉を出す仕組みを雌性先熟という。

めしべとおしべが時間差で別々に成熟することで自家受粉を防ぐ働きをしている。

図1 ヘラオオバコ(箆大葉子)

(図1) 雌性先熟 ヘラオオバコの様子

上に見える棒状のものがめしべの柱頭で下に見える粒状のものがおしべの。 先にめしべが出てからおしべが出る。 下から上へと咲く。

ヘラオオバコのページ

図2 オオバコ(大葉子)

(図2) 雌性先熟 オオバコの様子

上に見える棒状のものがめしべの柱頭で下に見える粒状のものがおしべの葯。 ヘラオオバコと同じように、先にめしべが出てからおしべが出る。 下から上へと咲く。

オオバコのページ