受粉 (じゅふん)
自家受粉 他家受粉 送粉 送粉者 授粉
めしべの柱頭に
おしべの花粉が付くことを受粉という。
受粉が起こると子房は果実となる。
受粉には自分と同じ花の花粉が付く自家受粉と
自分以外の花の花粉が付く他家受粉の2種類がある。
他家受粉の植物は、花粉を風に運んでもらったり虫や鳥に運んでもらったりする。
このような受粉方法を特に送粉といい、運ぶ虫や鳥は送粉者と呼ばれる。
また人工的に人の手で柱頭に花粉を付けることもある。このような受粉は特に授粉とも呼ばれる。
(図1) ミツバアケビの受粉 雌花の拡大
ミツバアケビは雌花と雄花の2種類が咲く雌雄異花の植物。
雌花に雄花の花粉が付着しているのが見える。
ミツバアケビのページ
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(図2) 2015/04/01
ミツバアケビの受粉 雌花と雄花の様子
雄花の下部分は熟している葯で白い花粉を出している。
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(図3) 2015/10/12
受粉後の果実の様子
ミツバアケビは受粉したので子房は果実(アケビの実)となった。
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