管状花(かんじょうか)
キク科の植物にみられる、花弁が
筒状になっている花を筒状花または管状花という。
ハハコグサやカレープラントのように
筒状花のみで構成されている花や
ヒマワリやアシズリノジギクのように
外側が舌状花、内側が筒状花で構成されている花がある。
花は外側から内側へと咲く。
先におしべが熟して花粉を出し
次にめしべが熟して花粉を受け取る雄性先熟で
自家受粉を避ける働きをする。
(図3) ヒマワリ 筒状花部分の拡大
花は外側から内側へ咲く。
内側にはおしべの葯が多く見られ、外側にはめしべの2裂した柱頭が多く見える
(図5) カレープラント 筒状花のみの花
花は外側から内側へ咲く。2裂した柱頭と葯が見える