エリゲロン (源平小菊) - 花の名前を調べる
白色のエリゲロンの花 (源平小菊)

エリゲロン

Erigeron karvinskianus

読み：エリゲロン・カルビンスキアヌス

源平小菊 (ゲンペイコギク)
ペラペラヨメナ (ぺらぺら嫁菜)

常緑性の多年草。花色が白色からピンク色へ変わる移り咲きの花。 葉が薄くヨメナのような花をつけるとして和名はペラペラヨメナと呼ばれる。 また紅白の花を源平合戦の源氏と平家の旗に見立て源平小菊とも呼ばれる。

エリゲロンの仲間は以前からエリゲロン属に分類されるが、和名は以前はムカシヨモギ属とされたが 現在はアズマギク属とされる。

白色からピンク色に移り変わるエリゲロンの花 (源平小菊、ペラペラヨメナ) (撮影日：2016年5月9日)

2016/05/09 …(1-1) (春・鉢植え・日なた)

エリゲロンの花

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花は外側の舌状花と内側の筒状花の2種類で構成される。

エリゲロンの舌状花と筒状花の雄しべと雌しべの様子 (撮影日：2022年9月1日)

2022/09/01 …(2-1)

舌状花と筒状花のしべ

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筒状花の花冠は5裂する。 おしべは5本が合着して筒状になった集葯雄蕊でめしべはその中心から伸びる。 雄性先熟のため雌しべが伸びるのは花粉を出し終えてからになる。 柱頭は2裂する。

白色からピンク色に移り変わるエリゲロンの花 (源平小菊、ペラペラヨメナ) (撮影日：2014年5月20日)

2014/05/20 …(3-1) (春・地植え・日なた)

移り変わる花色

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花色は白から濃いピンク色へ変わる。咲き始めの株の花は全て白色で(1-4)、花はこのまま秋ごろまで咲き続ける(1-5)。

エリゲロンの果実と冠毛の様子 (撮影日：2014年5月20日)

2014/05/20 …(3-2) (春・地植え・日なた)

果実と冠毛の様子

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できる果実は楕円形の痩果で先端に白い冠毛がつく。

開花時のエリゲロンの株全体の様子 (撮影日：2017年5月24日)

2017/05/24 …(1-2) (春・地植え・日なた)

全体の様子

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草丈は高さ30cmほど。茎は長く伸びほふくまたは斜上する。

長く伸びるエリゲロンの茎と葉の様子 (撮影日：2022年9月1日)

2022/09/01 …(2-2) (春・地植え・日なた)

長く伸びる茎と葉

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草丈を低くして越冬したエリゲロンの株の様子 (撮影日：2016年4月13日)

2016/04/13 …(1-3) (春・鉢植え・日なた)

冬から春の様子

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冬の間は草丈を低くして越冬する。

咲き始めの全てが白い花のエリゲロンの様子 (撮影日：2016年4月27日)

2016/04/27 …(1-4) (春・鉢植え・日なた)

咲き始めの様子

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咲き始めの花は全て白い。

果実が多い晩夏のエリゲロンの様子 (撮影日：2016年8月15日)

2016/08/15 …(1-5) (夏・鉢植え・日なた)

全体の様子 (花と果実)

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花は秋ごろまで開花する。寒くなると伸びた地上部は枯れ、地面に近い部分にだけ葉をつけ越冬する。