ヒメムカシヨモギ (姫昔蓬) - 花の名前を調べる
白色のヒメムカシヨモギの花 (姫昔蓬)

ヒメムカシヨモギ (姫昔蓬)

Erigeron canadensis

読み:エリゲロン・カナデンシス

コモンネーム:Horseweed (ホースウィード)
Canadian Fleabane (カナディアン・フリーベイン)

北アメリカ原産の秋まきの1年草。 ムカシヨモギに似て小さいためヒメムカシヨモギと呼ばれる。 ※ムカシヨモギ(Erigeron acris var. kamtschaticus)

以前はエリゲロン属の和名はムカシヨモギ属とされたが、現在はアズマギク属とされる。

白色のヒメムカシヨモギの花 (姫昔蓬) (撮影日:2023年9月25日)

2023/09/25 …(1-1) (秋・日なた・地植え)

白色の花

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花は白い舌状花と、黄色の筒状花で構成される。 オオアレチノギクによく似るが、オオアレチノギクの舌状花は短くほとんど見えない。 葉や茎にはまばらに毛が生えている。

ヒメムカシヨモギの花の拡大 (撮影日:2023年9月25日)

2023/09/25 …(1-2) (秋・日なた・地植え)

花の拡大

白い舌状花が良く目立つ。 舌状花めしべ1本のみ。 筒状花にはおしべが筒状に合着した 集葯雄蕊がつき、その中心からめしべが1本出る。柱頭は2裂する。

ヒメムカシヨモギの閉じた花と花序の様子 (撮影日:2023年8月5日)

2023/08/05 …(1-3) (夏・日なた・地植え)

閉じた花と花序の様子

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ヒメムカシヨモギの葉と株全体の様子。 (撮影日:2022年9月5日)

2022/09/05 …(2) (秋・日なた・地植え)

葉と全体の様子

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冬のロゼットなど根生葉は楕円形、茎葉は線形で互生する。 草丈は高く1~2mほど。花は茎の上部につく。

ヒメムカシヨモギの果実と冠毛の様子 (撮影日:2023年9月25日)

2023/09/25 …(1-4) (秋・日なた・地植え)

果実の様子

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できる果実は楕円形の痩果で、先端には茶色の冠毛がつく。

果実期のヒメムカシヨモギの株全体の様子(撮影日:2023年9月25日)

2023/09/25 …(1-5) (秋・日なた・地植え)

果実期の全体の様子

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秋ごろには果実の冠毛で全体が茶色く見える。