アメリカセンダングサ (亜米利加栴檀草)

アメリカセンダングサ (亜米利加栴檀草)

Bidens frondosa

読み:ビデンス・フロンドサ

ひっつき虫、くっつき虫 (果実)

分類

1年草

科属

キク科 / センダングサ属

花期

7月から10月

花色

用途

切花 鉢植え 地植え

環境

日なた 耐寒性

繁殖

種子まき こぼれ種

北アメリカ原産の帰化植物で、道端や空地などの日当たりが良くやや湿り気のある場所で見られる。
葉が樹木の栴檀に似てアメリカ原産の草のため、アメリカ栴檀草と呼ばれる。

アメリカセンダングサ (亜米利加栴檀草)(1-1) 黄色の花(撮影日:2024年4月11日)

2024/04/11 …(1-1) (夏・日なた・地植え)

黄色の花

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頭花:筒状花

頭花は多数の筒状花からなり、稀にその周りに舌状花がつく。 頭花の周りには花のように大きく細長い、緑色の総苞片がつく。

アメリカセンダングサ (亜米利加栴檀草)(1-2) 黄色の花(撮影日:2024年4月11日)

2024/04/11 …(1-2) (夏・日なた・地植え)

おしべめしべ

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おしべ:集葯雄しべ めしべ:1本、柱頭:2裂

筒状の花冠の先端は5裂し、 おしべは5本のおしべが合着して筒状となる。 花は雄性先熟で、まずおしべ花粉を出し、 次におしべの筒からめしべが1本でる。

アメリカセンダングサ (亜米利加栴檀草)(1-3) 黄色の花(撮影日:2024年4月11日)

2024/04/11 …(1-3) (夏・日なた・地植え)

伸び始めたトゲ

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果実痩果
できる果実はくさび形の痩果でやがて茎先に丸く放射状につける。 果実の先には長いトゲが2本あり、これが動物の体などにひっかかり果実を遠くへ運ぶ働きをする。 服にくっついてくるので「ひっつき虫」や「くっつき虫」とも呼ばれる。

コセンダングサ (小栴檀草)(2) 茶色の果実(撮影日:2022年3月30日)

2022/03/30 …(2) (春・日なた・地植え)

参考:コセンダングサの果実

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コセンダングサの果実はアメリカセンダングサよりも幅が細い。

アメリカセンダングサ (亜米利加栴檀草)(1-4) 葉の様子(撮影日:2024年7月9日)

2024/07/09 …(1-4) (夏・日なた・地植え)

葉の様子

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葉:羽状複葉

葉は羽状複葉で小葉は披針形。縁には鋸歯があり対生する。

アメリカセンダングサ (亜米利加栴檀草)(1-5) 黄色の花 全体の様子(撮影日:2024年7月9日)

2024/07/09 …(1-5) (夏・日なた・地植え)

全体の様子

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草丈:1m~2m

写真の株は2mくらいあり下部の茎は木質化している。

アメリカセンダングサ (亜米利加栴檀草)(1-6) 生え始めた様子(撮影日:2024年4月11日)

2024/04/11 …(1-6) (春・日なた・地植え)

生え始めた様子

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こぼれた種は暖かくなると発芽する。アメリカセンダングサの発芽には冬の寒さが必要となる。

アメリカセンダングサ (亜米利加栴檀草)(1-7) 春の様子 全体の様子(撮影日:2024年5月24日)

2024/05/24 …(1-7) (春・日なた・地植え)

春の様子

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