苞
苞葉 総苞
つぼみを包んでいる葉を苞という。
つぼみを保護する働きをする。
苞葉が花や花序の基部につく場合
特に総苞と呼ばれる。
主に緑色だがピンク色や白色の
花弁のようにみえるものもある。
関連項目
→苞鞘
→仏炎苞

図3 ニゲラ・ダマスケナの総苞
苞が細い糸状になるもの
果実を包むトゲトゲした部分が総苞。
葉と同じく細い糸状に裂ける。
白い花弁に見える部分は萼。
ニゲラ・ダマスケナのページ

図4 ヤマボウシの総苞
苞が花のように見えるもの
白い花弁のような部分が苞。
中央にある緑色の部分が花で頭状花序。
ヤマボウシのページ

図5 センニチコウの総苞
苞が花のように見えるもの
紫色のカサカサした質感の部分が総苞で
白や黄色に見える5枚が花。
センニチコウのページ

図8 ハナミズキの総苞
苞が花のように見えるもの
白い大きな部分が総苞。
中央にあるのは頭状花序のつぼみ。
ハナミズキのページ