花托 receptacle 花床 (かしょう) 花弁や萼、雄しべなどがつく部分を花托または花床という。 筒状となり子房を包むものや子房と一体化したものもある。 図 花弁が落ちた後の花托 1024x768 花托には花弁やおしべ等がつくので開花中は花托が良く見えないものが多い。 ナワシロイチゴは花托に多数のめしべがつき、 この後果実期には上に伸びるようになる(図4)。 用語画像 > 索引 用語名 > 図 果実が飛んだあとの花托 1024x768 オニノゲシの果実は タンポポの綿毛のように多数の痩果を放射状につける。 オニノゲシの花托は種が飛んだあとに見られる。 図 上に伸びるもの (痩果) ジャーマンカモミールの花托は開花と共に上へ伸びていく。 図 上に伸びるもの (集合核果) 1024x768 ナワシロイチゴはキイチゴの一つで花托を中心に多数の核果をつける。 図 筒状のもの クサボケの花托は筒状となり子房を包んでいる。 図 一体化しているもの 1024x768 ヒオウギの花托は子房と癒合し一体化した作りとなっている。 花被片は一体化した花托 (子房) につく。