ニホンタンポポ (日本蒲公英)
Taraxacum spp.
タラクサクム
コモンネーム:Dandelion
(ダンデライオン)
分類
常緑多年草
科属
キク科 /
タンポポ属
花期
3月から5月
花色
黄
白
用途
鉢植え 地植え 雑草
環境
耐寒性 日なた
繁殖
種子まき こぼれ種
常緑性の多年草。
茎を裏返して鼓を作って遊んだことから古くは鼓草と呼ばれる。
タンポポの名前は、球形の綿毛の姿が綿を丸めて布でくるんだタンポに似るためや
鼓草の鼓の音タン!ポンポンを連想するためと言われている。
漢字の蒲公英は漢名「蒲公英」から。
2022/03/30 …(1-1)(春・日なた・地植え)
タンポポ属の中で在来種の、総苞片が閉じている種類のものは特にニホンタンポポと呼ばれる。
繁殖力が高く幅広く分布するセイヨウタンポポに比べ
狭い範囲で繁殖するため、カントウタンポポやカンサイタンポポなど地方によって見られるタンポポの種類が異なる。
こちらの花は全て関東地方で撮影したもの。
小花は全て舌状花からなり、多数の小花が集まって一つの花となっている。
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- 春に咲く花
- 3 4 5
- 6 7 8
- 9 10 11
- 12 1 2
2023/03/28 …(2-2)(春・日なた・鉢植え)
5裂した花弁の様子
花弁の先端は5裂する。
タンポポの舌状花は合弁花で
5枚の花弁が合着し1枚の花弁となっている。
2022/03/30 …(1-3)(春・日なた・地植え)
全体の様子
葉は披針形~楕円形で羽状に深裂する。このギザギザした葉をライオンの歯に見立て
海外ではライオンの歯を意味するDandelion (ダンデライオン)と呼ばれる。
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2023/03/08 …(2-6)(春・日なた・鉢植え)
早春の様子
飛んだ種は秋に発芽し、葉をロゼット状に、地面に張りつくように四方へ平らに広げて越冬し
春になると花茎を上へと伸ばす。
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2023/03/28 …(2-7)(春・日なた・鉢植え)
開花時の様子
高さは10cm~20cmほど。日当たりの良い道端や草地で見られる。
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2023/04/08 …(2-8)(春・日なた・鉢植え)
綿毛が開く前の様子
花が咲き終わると花は閉じ、やがて果実となる。
熟すと開き球状の綿毛の姿となる。
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2023/04/27 …(2-10)(春・日なた・鉢植え)
種が全て飛んだ後の様子
種が飛ぶ頃には、茎が開花時よりも大きく伸びている。
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2023/03/28 …(2-11)(春・日なた・鉢植え)
花序の拡大
外側の花の柱頭は2つに開き、中心の咲き始めの花の柱頭はまだ短く開いていない。
花は外から中心へと咲く。
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2021/03/24 …(4-1)(春・日なた・地植え)
ロゼットで越冬する様子
地面に張りつくように四方に広げた葉は、太陽を効率よく浴び、冷たい風から身を守る働きをしている。
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2008/04/17 …(3) (春・日なた・地植え)
2023/05/01 …(2-12) (春・日なた・鉢植え)
冠毛の拡大
ニホンタンポポの冠毛は萼が変化して綿毛状となっている。
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- ニホンタンポポと同じ属の植物 (タンポポ属)
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ニホンタンポポ
- ニホンタンポポと同じ科の植物 (キク科)
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