ノゲシ (野芥子)

Sonchus oleraceus

読み:ソンクス・オレラセウス

ハルノノゲシ(春野芥子)、ツバヒラクサ(都波比良久佐)

コモンネーム:Sow Thistle (ソウシスル)

分類

1,2年草

科属

キク科 / ノゲシ属

開花時期

4月から10月

花色

用途

地植え 雑草

管理環境

耐寒性 日なた

増やし方

種子まき こぼれ種

ヨーロッパ原産の秋まきの1年草。秋まきの場合、秋に発芽してから冬を迎え 年を越して開花するため1,2年草または越年草とも表記される。 畑や空地などの日当たりの良い場所で見られ、芥子の葉に似て野に咲くため野芥子と呼ばれる。 また秋に咲くアキノノゲシに対し、春に咲くためハルノノゲシとも呼ばれる。 花は午前中に咲き午後にはしぼんでしまう一日花。 背丈は高さ50~1mほどで茎は中空で中心は空洞となっており柔らかい。

ノゲシ(春野芥子) ハルノノゲシ(春野芥子)(1-1) 黄色の花 (撮影日:2008年4月12日)

2008/04/12 11:37 …(1-1) (春・地植え)

花は多数の小花が集まって一つの花となる頭状花序で、 ノゲシは全ての小花が舌状花のみで構成される。 1つの舌状花には1本の雌しべとその基部に 5本の雄しべが合着して筒状となった集葯雄しべがつく。 雌しべ柱頭は2裂し、Y状の雌しべが多数並ぶ姿を見られる。 葉は卵形~楕円形でフチにはギザギザとした鋸歯がある。 できる果実は扁平な楕円形の痩果で 先端には白い冠毛がつく。 花がしぼんだあとそのままの姿で果実となり、 熟すとタンポポのように白い綿毛を開く。 日当たりと水はけのよい場所で良く育ち、こぼれ種でよく増える。

ノゲシ(春野芥子) ハルノノゲシ(春野芥子)(1-2) 黄色の花 (撮影日:2008年4月12日)

2008/04/12 11:38 …(1-1) (春・地植え)

よく似た姿のオニノゲシの鋸歯は硬く鋭く触れると痛いが ノゲシの鋸歯は柔らかく触れても痛くない。 種小名のoleraceusは「食用となる」という意味で若い茎や葉はおひたしなどに利用される。 根生葉は羽状に深裂し長い葉柄を持ち、茎葉は無柄で丸く水平に茎を抱く。 古名はツバヒラクサで、この茎を抱いた姿を一か所開いた鍔に見立てた。