ヤマボウシ (山法師・山帽子)
Cornus kousa
コルヌス・コウサ
コモンネーム：Kousa Dogwood(コウサ・ドッグウッド),
Japanese Dogwood, Chinese Dogwood
分類
科属
花期
花色
用途
地植え
環境
耐寒性 日なた
繁殖
さし木
冬季落葉性の高木。山地の日当たりの良い場所で見られる。 白く花弁に見える部分は苞でその中心に緑色の小花が集まって咲く。 この丸いつぼみを法師の頭に、白い苞を頭巾に見立て山法師と呼ばれる。 秋には赤く鮮やかに紅葉する。
2008/06/15 …(1-1) (夏・日なた・地植え)
白い苞の中心に緑色の小花が30個ほど密生する。
写真の花序から雄しべが多数突き出ているのが見える。
苞と花弁が4枚に
雄しべが4本、雌しべが1本つく。
花弁は開花後すぐに脱落するが苞は開花前から開き
長く楽しめる。
葉は卵形から長楕円形。全縁で波打ち対生する。
日当たりと水はけ、風通しの良い場所で育てる。
- 夏に咲く花
- 3 4 5
- 6 7 8
- 9 10 11
- 12 1 2
2008/06/15 …(1-2) (夏・日なた・地植え)
全体の様子
背は高く樹高15mほどにもなる。樹皮は褐色でまだらにめくれ剥がれ落ちる。
ミズキ属の樹皮の煮汁で犬のノミ退治を行ったことから
Kousa Dogwoodと、また原産国が日本や中国、朝鮮半島なため
Japanese DogwoodやChinese Dogwoodと呼ばれる。
2008/09/28 …(2) (夏・日なた・地植え)
ヤマボウシの果実
果実は複数の雌しべからなる多花果。
写真の果実から多数の雌しべの花柱の名残が突き出ているのが見える。
ヤマボウシは多数の花の萼筒が多肉質に発達、癒合して1つの果実となっている。
- ヤマボウシと同じ科の植物 (ミズキ科)
-
ヤマボウシ
