セイタカアワダチソウ(背高泡立草)

セイタカアワダチソウ (背高泡立草)

Solidago altissima

読み:ソリタゴ・アルティシマ

分類

落葉多年草

科属

キク科 / アキノキリンソウ属

花期

9月から10月

花色

用途

地植え 雑草

環境

耐寒性 日なた

繁殖

種子まき 株分け こぼれ種

北アメリカ原産の冬季落葉性の多年草。冬にその年の地上部が枯れ、新芽が出た状態で越冬する。 花は虫媒花で、風で花粉は飛ばず、チョウやハチが花粉を遠くへと運ぶ。
草丈が3mにもなる大型種で、小花が密集して咲く花の様子を酒の醸造時の発酵の泡立ちに見立て背高泡立草と呼ばれる。

セイタカアワダチソウ(背高泡立草)(1) 黄色の花 全体の様子(撮影日:2012年10月--日)

2012/10/-- …(1) (秋・地植え・日なた)

全体の様子

草丈:1m~3mほど

セイタカアワダチソウは地下茎から他の植物の成長や発芽を阻害、抑制する物質を分泌する(アレロパシー)。 この作用はセイタカアワダチソウ自身にも働き、同じ場所に植わっている株はやがて弱って枯れてしまう。

セイタカアワダチソウ (背高泡立草) (2) 黄色の穂の様子 (撮影日:2008年10月10日)

2008/10/10 …(2) (秋・地植え・日なた)

黄色の穂

花序:円錐花序

花序には筒状花舌状花からなる小花が密集する。 花は虫媒花で、蜜を吸いに来たチョウなどの昆虫が花粉を遠くへ運ぶ。