赤紫色のアリウム・シュベルティの花

アリウム・シュベルティ

Allium schubertii

読み:アリウム・シュベルティ

オオハナビニラ (大花火韮)

秋植えの球根植物で、夏季落葉性の多年草。 長い花柄の小花を放射状につけるその姿を花火に見立て(1-1)、和名は大花火韮と呼ばれる。

以前はユリ科に分類されたが、現在はヒガンバナ科に分類される。

赤紫色のアリウム・シュベルティの花(撮影日:2014年5月13日)

2014/05/13 …(1-1) (春・日なた・地植え)

赤紫色の花

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花序:散形花序

中心には短い花柄の小花が放射状につき球形となり、更にそこから長い花柄の小花が放射状につく。

赤紫色のアリウム・シュベルティの花(撮影日:2014年5月13日)

2014/05/13 …(1-1) (春・日なた・地植え)

おしべとめしべ

花被片:6枚
おしべ:6本 めしべ:1本

めしべの子房は半球形で3稜ある。

ニラ(韮)(1-6) 未成熟の果実の様子(撮影日:2023年9月10日)

2023/09/10 …(1-6) (秋・日なた・鉢植え)

参考:ニラの子房

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できる果実はニラと同じく蒴果で、縫合線で3裂する

赤紫色のアリウム・シュベルティの花(撮影日:2014年5月13日)

2014/05/13 …(1-1) (春・日なた・地植え)

全体の様子

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草丈:30cm~60cm程

花後まもなく葉は枯れ休眠する。