Salvia guaranitica
読み:サルビア・ガラニチカ
メドーセージ
コモンネーム:
Anise-Scented Sage (アニスセンテッド・セージ)
Blue Anise Sage (ブルー・アニス・セージ)
南アメリカやブラジル原産の常緑性の多年草。
日本では冬に落葉し地上部は枯れ休眠する。
メドーセージとも呼ばれるが、本来のメドーセージ(Meadow sage)はサルビア・プラテンシスを指すもので、
プラテンシスと間違えて販売したものが広がったと言われている。
英名はアニスセンテッド・セージで、アニスの香りがするセージと呼ばれる。
ハーブやセージの名前で売られているが観賞用として用いられる。
2023/08/05 …(1-2) (夏・日なた・地植え)
小花とおしべとめしべの様子
上唇はドーム形、下唇は先端が3裂する。
シソ科のおしべは4本つくが、
サルビアのおしべは2本が退化しているため、
おしべが2本とめしべが1本つき柱頭は2裂する。
基部には時に退化したおしべの名残がある。
2008/04/05 …(1-3) (春・日なた・地植え)
春の様子
葉は卵形~三角形でフチには鋸歯があり対生する。
葉や花には爽やかな香りがある。
アニスセンテッド・セージと呼ばれるが、アニスとは異なる香りがするとも言われる。
2015/06/10 …(1-5) (夏・日なた・地植え)
全体の様子
高さは1.5mほど。できる果実は分離果で、1本のめしべから4個の分果ができる。
萼の中を覗くと4つの種子が入っているのが見られる。