花軸 (かじく)

茎の一つで、特に花だけをつけるものを花軸という。
花序全体を支える働きをする。

小花を複数付ける場合、元の茎を花軸といい
枝分かれした先の部分は花柄という。
地面から直接伸びる、花だけをつける茎は特に花茎という。

関連項目
花茎
花柄

図1 ヒトリシズカの花軸(一人静)

図1 ヒトリシズカの花軸

ヒトリシズカは花軸に直接花をつける穂状花序
花弁が無いため緑色の花軸がよく見える。

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ヒトリシズカのページ

図2 グラジオラスの花軸

図2 グラジオラスの花軸

グラジオラスも花軸に直接花をつける穂状花序。 つぼみの状態で確認すると花軸が見えやすい。 開花時は大きく花弁が開く。

グラジオラスのページ

図3 オオバコの花軸(大葉子)

図3 オオバコの花軸

オオバコも花軸に直接花をつける穂状花序
雌性先熟で現在は雄しべが熟し花粉を出しているところ。 こちらは花が密集してつくため花軸が見えにくい。

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オオバコのページ

図4 アケビの花軸(木通)

図4 アケビの花軸

葉をつける茎とは別に花軸が伸びているのが良く見える。 花軸は枝分かれし、花柄の先に小花をつける総状花序。

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アケビのページ