オオバコ (大葉子) 分類:常緑多年草
学名
Plantago asiatica
科属
オオバコ科 /
オオバコ属
花期
5月から10月
花色
緑
白 (葯の色)
用途
地植え 雑草
環境
耐寒性 日なた
繁殖
種子まき こぼれ種
常緑性の多年草。冬はロゼット状で過ごす。
花は雌性先熟で先に雌しべが熟し柱頭を出し
株の受粉が終わった後に雄しべが熟して花粉を出し
自家受粉を避ける仕組みとなっている。
種子は水に濡れると粘液を出し
踏んだ足にくっついて種子を遠くへと運ぶ。
踏まれることに強く道端などに生える。
2017/09/16 …(2-1) (秋・半日陰・地植え)
雄性期の穂の拡大
雌しべが受粉し終わった後、
雄しべが熟す雄性期には
白い雄しべの葯が突き出ているのが見える。
雄しべは4本つく。
花粉は風に乗り遠くへと飛ばし受粉する風媒花。
2020/06/02 …(3-1) (夏・日なた・地植え)
つぼみの拡大
オオバコの小花は花茎に密集してつくため
穂となった部分の花茎は外からは見えない
2020/06/02 …(3-2) (夏・日なた・地植え)
花弁の様子
花弁は筒状で先端は4裂する合弁花。同じく萼も4裂し
それを覆うように苞が1枚つく。
2020/09/19 …(3-3) (秋・日なた・地植え)
未成熟の実
果実はお椀の蓋が外れるように開く蓋果。茶色く熟すと写真矢印部分の場所が真横に裂ける。
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2020/10/29 …(3-4) (秋・日なた・地植え)
果実と種の様子
蓋果の蓋が開いた様子と下部のお椀に種子が入っているのが見える。
種子は水にぬれると粘液を出し、踏まれると足にくっついて種を遠くへと運ぶ仕組み。
2020/05/03 …(3-5) (春・日なた・地植え)
ロゼットの様子
冬は地面に張り付いて陽がよく当たるように、
また風の抵抗が少なくなるように過ごす。
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2020/06/02 …(3-6) (夏・日なた・地植え)
咲き始めの様子
まだ全体が咲き始まったころの様子。丈はまだ低い。
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2020/09/19 …(3-7) (秋・日なた・地植え)
全体の様子
多くは花が終わり実ができ始めているのが見える。
穂が完全に緑色~茶色に見えるのは花が終わりの頃。
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2020/09/19 …(3-8) (秋・日なた・地植え)
穂の拡大
雄性期の頃の穂の拡大。白い葯が突き出ているのが見える。
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2020/09/30 …(3-9) (秋・日なた・地植え)
全体の様子
花が終わり、実ができているのが見える。
1か月ほどで実は茶色く熟し蓋果の蓋が開く。
(3-4)参照
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2017/09/16 …(4) (秋・地植え)
全体の様子
オオバコの草相撲でも親しまれる。
両者長い花茎を絡ませひっぱり
どちらが最後まで切れずに残るかの勝負をする。
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2013/06/23 …(5) (夏・地植え)
花の時期により茶色の穂にも見える。
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