蓋果とは - 花の名前を調べる
オオバコの蓋果

蓋果 (がいか)

pyxis

横裂果 (おうれっか)

蒴果の一種で熟すと蓋がはずれるように横に裂け 種子を放出する果実を蓋果という。 横に裂けることから横裂果とも呼ばれる。オオバコ科スベリヒユ科などで見られる。

図 オオバコの蓋果の蓋が開く様子

図 開いた蓋の様子

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通常果実は心皮の合着部分またはその反対側から裂開するが、 オオバコなどの蓋果はそれとは関係なく果実の真横から裂開する。

ヒメマツバボタン(姫松葉牡丹)(1-6) 果実の様子(撮影日:2023年8月26日)

図 花弁に包まれた蓋果

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ヒメマツバボタンの蓋果はしおれた茶色の花弁に包まれている。

ヒメマツバボタンの果実の蓋が開く様子 (撮影日:2023年8月26日)

図 開いた蓋果と中の種子

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ヒメマツバボタンの薄い花弁と果実の両方が真横で裂けている。