ヒメマツバボタン (姫松葉牡丹)
Portulaca pilosa
読み：ポーチュラカ・ピロサ
ケツメグサ、ケヅメグサ (毛爪草)
分類
科属
花期
花色
用途
地植え 雑草
環境
非耐寒性 日なた
繁殖
種子まき さし木 こぼれ種
熱帯アメリカ原産の1年草。
マツバボタンに似て小さいためヒメマツバボタンと呼ばれる。
日当たりの良い道端や海岸の岩場などの乾燥した場所で見られる。
葉は多肉質で、先のとがった葉を爪草のように鳥の爪に見立てたのだろうか、
基部に白い毛が生えいるため毛爪草とも呼ばれる。
2023/08/23 11:03 …(1-1) (夏・地植え・日なた)
花は朝に咲き、昼過ぎにはしぼんでしまう一日花。
おしべには触れたものの方向へ曲がる性質があり、
チョウが蜜を吸いに来た時に触れると、おしべが曲がってチョウに花粉を付着する仕組みとなっている。
2023/08/23 11:15 …(1-2) (夏・地植え・日なた)
全体の様子
全体は30cmほど。地を這うほふく性で分枝して広がる。
丈夫で、さし木で簡単に発根し良く増やせるが、繁殖力が高いため国の重点対策外来種に指定されている。
2023/08/27 08:21 …(1-3)
昼間の葉の様子
昼間の葉は開いている。
葉や花の基部には白い毛が生えている。
葉は多肉質な円柱形で先端は尖る。下部は互生し頂部は輪生する。
2023/08/26 …(1-6) (夏・地植え・日なた)
裂開した実(左)、未成熟の実(中央)、裂開前の実(右)
果実は紡錘形の蓋果で、しおれた茶色の花弁に包まれている。
熟すと真横から、お椀の蓋を外すように2つに裂ける。
