アケビ (木通) 分類:つる性落葉低木
学名
Akebia quinata
科属
アケビ科 /
アケビ属
花期
3月から5月
花色
赤
用途
鉢植え 地植え
環境
耐寒性 日なた
冬季落葉性のつる性低木。
同じ株に雄花と雌花が別々に咲く雌雄同株で雌雄異花。
雌花は充実した株と日当たりのよい場所でよく見られる。
株が一つでも結実は可能だがアケビの仲間には自家不和合性があるため
同じ株や同じ種類同士の受粉では結実しにくい。アケビとミツバアケビなど
違う種類との受粉で結実しやすくなる。
太い蔓はカゴで、秋ごろに生る実の皮や中の半透明な部分(胎座)は
食用で親しまれる。
※写真…同じ数字は同じ場所を撮影したもの
2017/04/15 … (1) (春・地植え・日なた)
写真中央が雌花でそれ以外は雄花が咲いている。
雌花には雌しべと退化した雄しべが、雄花には雄しべがつく。
花弁は無く、3枚の大きな萼が花弁のように見える。
1024x768
- 春に咲く花
- 3 4 5
- 6 7 8
- 9 10 11
- 12 1 2
2015/04/16 … (3-1) (夏・地植え・日陰)
雄花の拡大
雄しべは6本で花弁に見える大きな萼が3枚つく。
雌花は花序の基部の上の方に咲き雄花は先端の下の方に多く咲く。
1024x768
2015/03/20 … (3-2) (春・地植え・日陰)
新芽若葉と雄花のつぼみ 総状花序の様子
花は基部から先端へ柄のある小花をつける総状花序で
花は高さが異なって咲くが、時に散房花序となり花の高さがそろって咲く。
1024x768
2014/04/08 … (3-3) (春・地植え・日陰)
散房花序の様子
散房状になっている花の様子。花が同じ高さで咲いているのが見える。
花は全て雄花。
1024x768
2018/10/11 … (4-1) (秋・地植え・半日陰)
果実は液果で裂開果。
(2)で見られる縫合線で裂ける。
普段口にする白く甘いゼリー状の部分は胎座で果実と種子をつなぐ働きをしている。
半透明のゼリーから中の黒い種子が透けて見える。
1024x768
2018/10/11 … (4-2) (秋・地植え・半日陰)
横から見た様子
写真の花は雌花。雌花は花序の基部の上の方につく。この花も散房花序となっている
1024x768
2008/07/17 … (5) (夏・鉢植え・半日陰)
鉢植えの頃の様子
写真の株はこの鉢を地植えにしたもの。
葉は掌状複葉で互生する。小葉は長楕円形で約5枚つく。
2015/04/16 … (6) (夏・地植え・日陰)
全体の様子
花は全て雄花。この場所は日陰でまだ雌花は見られない。
1024x768
- アケビの仲間 (同じ科)
- アケビ科の植物
-
-
- アケビ