
ロウバイ (蝋梅)
Chimonanthus praecox
読み:チモナンサス・プラエコックス
コモンネーム:Wintersweet
(ウィンタースウィート)
ソシンロウバイ (素心蝋梅、素芯蝋梅)
Chimonanthus praecox var. concolor
(チモナンサス・プラエコックス・ワリエタス・コンカラー)
中国原産の冬季落葉性の小高木。 現在よく見られるのは園芸品種の黄色一色のソシンロウバイだが、 原種のロウバイは内側の花被片が良く目立つ赤紫色をしている。 ロウバイの名前は中国名「蝋梅」の音読みからで、花がウメに似て、花被片が蝋のような半透明の質感を持つため蝋梅と呼ばれる。

ソシンロウバイ (素心蝋梅)
植物名で素心の漢字は、色素が無いものや花が芯まで全て同じ色のものに用いられ、 花の中心が赤いロウバイに対して、ソシンロウバイは黄色一色となっている。 花弁と萼片の区別は無く花被片は多数枚つき、 花には強い芳香があり、主に下向きか横向きに咲く。

雌性期の花
ロウバイはめしべが先に熟す雌性先熟の植物で、 受粉してからおしべが花粉を出すことで 自家受粉を防ぐ仕組みとなっている。 外側に倒れているのがおしべの大きな葯で おしべは5~9本程つく。

葉の様子
花が咲き終わると葉の展開が始まる。 6月下旬ごろから花芽の形成が始まるため 花後から6月上旬ごろまでが剪定に適した期間となる。 葉は全縁の卵形~楕円形で先が尖る。光沢があり対生する。

ロウバイの偽果
ロウバイは子房と共に花托が大きく発達し 果実の一部となる偽果で、厳密には果実はこの中に入っている(1-12)。 先端には多数のめしべの名残がある。 全株で有毒なためこの実は食べられない。










