ケチヂミザサ (毛縮笹)

ケチヂミザサ (毛縮笹)

Oplismenus undulatifolius

読み:オプリスメヌス・ウンドゥラティフォリウス

分類

落葉多年草

科属

イネ科 / チヂミザサ属

花期

7月から10月

花色

赤,ピンク

用途

鉢植え 地植え 雑草

環境

耐寒性 半日陰

繁殖

種子まき こぼれ種

冬季落葉性の多年草。林地や山地の日当たりの良い場所で見られる。 葉が笹に似て縮れたようなしわがあるチヂミザサに比べて白い毛が生えているため、ケチヂヂミザサと呼ばれる。

イネ科のため花弁は無いが、長く伸びるたくさんの赤い芒で花序は赤く見える(1-1)(1-4)

ケチヂミザサ (毛縮笹)(1-1) 緑色の穂(撮影日:2021年9月18日)

2021/09/18 …(1-1) (秋・半日陰・地植え)

緑色の小穂

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花弁:なし 花序:穂状花序

イネ科の植物花軸にたくさんの小穂が集まって一つの花序となっている。 花弁は無く、緑色の小穂からはおしべめしべが出るだけだが、 ブラシ状の柱頭や長く伸びる芒は赤く、花序は赤く見える。

ケチヂミザサ (毛縮笹)(1-2) 緑色の穂(撮影日:2021年9月18日)

2021/09/18 …(1-2) (秋・半日陰・地植え)

小穂と芒の様子

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小穂の中心には小花があり、それを複数の鱗片が包んでいる。 鱗片の先端は赤~赤紫色の芒が長く伸び、茎や小穂には白い毛が生えている。

ケチヂミザサ (毛縮笹)(1-3) 緑色の穂(撮影日:2021年9月18日)

2021/09/18 …(1-3) (秋・半日陰・地植え)

おしべめしべと芒

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おしべ:3本 めしべ:1本、柱頭:2本

小花からは3本のおしべと1本のめしべが出る。 柱頭は赤色や白色をしている。

ケチヂミザサ (毛縮笹)(1-4) 緑色の穂 全体の様子 高さ(撮影日:2021年9月18日)

2021/09/18 …(1-4) (秋・半日陰・地植え)

全体の様子

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葉:卵形~広披針形 草丈:30cmほど

茎はほふく性で地を這うように広がる。 葉の表面には縮れたようなしわがあり、縁は波打ち互生する。