Oplismenus undulatifolius
読み:オプリスメヌス・ウンドゥラティフォリウス
冬季落葉性の多年草。林地や山地の日当たりの良い場所で見られる。
葉が笹に似て縮れたようなしわがあるチヂミザサに比べて白い毛が生えているため、ケチヂヂミザサと呼ばれる。
イネ科のため花弁は無いが、長く伸びるたくさんの赤い芒で花序は赤く見える(1-1)、(1-4)。
2021/09/18 …(1-1) (秋・半日陰・地植え)
緑色の小穂
花弁:なし 花序:穂状花序
イネ科の植物は花軸にたくさんの小穂が集まって一つの花序となっている。
花弁は無く、緑色の小穂からはおしべとめしべが出るだけだが、
ブラシ状の柱頭や長く伸びる芒は赤く、花序は赤く見える。
2021/09/18 …(1-2) (秋・半日陰・地植え)
小穂と芒の様子
小穂の中心には小花があり、それを複数の鱗片が包んでいる。 鱗片の先端は赤~赤紫色の芒が長く伸び、茎や小穂には白い毛が生えている。
2021/09/18 …(1-3) (秋・半日陰・地植え)
おしべとめしべと芒
2021/09/18 …(1-4) (秋・半日陰・地植え)
全体の様子
葉:卵形~広披針形 草丈:30cmほど
茎はほふく性で地を這うように広がる。
葉の表面には縮れたようなしわがあり、縁は波打ち互生する。