Oenanthe javanica
読み:オエナンテ・ジャワニカ
日本原産の常緑性の多年草。水辺や湿地など日当たりが良く湿り気のある場所で見られる。
セリの名前の由来には諸説あり、若葉が競り合うように伸びるため競りという説や、食べたときの音がセリセリするためという説などがある。
早春の若葉は春の七草としても知られる。
七草はオギョウ (ハハコグサのこと)、
スズナ(カブ)、スズシロ (ダイコン) 、ナズナ、
ハコベラ、ホトケノザ(コオニタビラコのこと)とセリで
これらを用いた七草粥には無病息災の願いが込められている。
2013/07/14 …(1-1) (夏・鉢植え・日陰)
セリは香草として知られ葉や茎など全草に強い芳香がある。 花は複散形花序で複数の散形花序が集まり1つの花となっている。
2013/07/14 …(1-3) (夏・鉢植え・日陰)
花弁は5枚で先端は内側へと曲がる。 おしべが5本にめしべが1本、花柱は2本つく。 雌しべは2枚の心皮が合着して1つになったもので子房にはそのつなぎ目がある。
2013/12/13 …(1-8) (冬・鉢植え・日なた)
全体の高さは30cm~50cmほど。 株は地を這いほふく枝から発根して広がる。セリが生える場所には有毒のドクゼリも見られる。 ドクゼリはやがて1mほどの大きさになるが若い株の姿はよく似ている。