Stellaria media
読み:ステラリア・メディア
別名:ハコベ (繁縷)
古名:ハコベラ、ハクベラ(波久部良)
コモンネーム:Chickweed(チックウィード)
畑や道端などのやや湿り気のある場所で見られる、秋まきの1年草。
コハコベの名前は古名の「はこべら」や「はくべら」が転訛したもので、
これにハコベの漢名の繁縷が当てられている。
若い葉や茎は食用としても親しまれ、春の七草のハコベラはこのコハコベか在来種のミドリハコベを指すと言われる。
市販の七草には主にコハコベが用いられる。
春の七草はオギョウ(ハハコグサ)、スズナ(カブ)、
スズシロ(ダイコン)、セリ、ナズナ、ホトケノザ(コオニタビラコのこと)とハコベラ。
2020/02/20 …(1-1) (冬・鉢植え ・半日陰)
コハコベの花
花弁:5枚 先端2裂
花は花弁が5枚つく。花弁の先端が深く2裂しているため、10枚に見える。
茎は赤く、萼には白い毛が生えている。
2024/02/20 …(1-4) (冬・鉢植え ・半日陰)
茎と葉
葉:卵形~広卵形
茎は赤く白い毛が生えており、やや白っぽく見える。
葉は卵形で対生する。上部の葉は無柄で下部の葉には葉柄がある。
2020/02/26 …(1-5) (冬・鉢植え ・半日陰)
全体の様子
草丈:10cm~20cmほど
ほふく性で這うように広がる。できる果実は卵形の蒴果で、
熟して裂開しても緑色をしている。熟すと上部が星形に裂け種子を散布する。
ハコベラ (コハコベ)