Cerastium glomeratum
コモンネーム
Sticky Chickweed,
Sticky Mouse-ear Chickweed
秋まきの1年草。 秋まきの場合秋に発芽してから冬を迎え、年を越して春に開花するため 1,2年草または越年草とも表記される。 ヨーロッパ原産の帰化植物で日当たりの良い道端などの荒地で見られる。 その葉の形をネズミの耳に見立てた耳菜草のひとつで、葉や茎や萼には 白い毛が密生する。この毛の半分程は粘液を出す腺毛で、触るとベタベタするため 海外ではSticky Chickweed(ネバネバしたハコベ)や Sticky Mouse-ear Chickweed(ネバネバしたネズミの耳のハコベ)などと呼ばれる。
2020/03/22 …(1-1) (春・日なた・地植え)
花弁は5枚で先端は2裂する。雄しべが10本に
雌しべが1本、雌しべの花柱は5本つく。
子房上位で花の中を覗くと緑色の子房が見える。
ミミナグサによく似るが、オランダミミナグサの花柄はとても短いため花が密集する。
2022/03/30 …(2-1) (春・日なた・地植え)
花に毛などが付着する様子
葉などに生える腺毛から粘液を出すため道端のオランダミミナグサには土や毛がくっついている様子も見られる。
2022/03/30 …(3-1) (春・日なた・地植え)
葉の様子
ネズミの耳に見立てられるふさふさな葉が見える。
寒くなっても葉がやや小さくなる程度で、冬の間もほとんど変わらぬ姿で過ごす。
オランダミミナグサ