ゼフィランサス・シトリナ (キバナサフランモドキ) - 花の名前を調べる
黄色のゼフィランサス・シトリナの花 (キバナサフランモドキ)

ゼフィランサス・シトリナ

Zephyranthes carinata

読み:ゼフィランサス・シトリナ (キトリナ)

キバナサフランモドキ (黄花サフラン擬)

コモンネーム:
Yellow Rain Lily (イエロー・レインリリー)

南アメリカやメキシコなど熱帯地域原産の常緑性の球根植物。 夏から秋ごろに黄色の花を咲かせる。和名はキバナサフランモドキで、白色のタマスダレに似て黄色いとする「キバナタマスダレ」の名前が既に使われていたため、 ピンク色のサフランモドキに似て黄色いとしてキバナサフランモドキと呼ばれる。 サフランモドキと同じく全草に毒を含む有毒種。

黄色のゼフィランサス・シトリナの花 (キバナサフランモドキ)(撮影日:2024年8月26日)

2024/08/26 …(1-1) (夏・鉢植え・日なた)

黄色の花

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花は花被片が6枚つく。 高温で乾燥した自生地では雨の後に開花が見られるため、花姿をユリに見立て、イエロー・レインリリー (Yellow Rain Lily) と呼ばれる。

ゼフィランサス・シトリナの花粉を出している雄しべと雌しべの様子(撮影日:2023年8月21日)

2023/08/21 …(1-2) (夏・鉢植え・日なた)

おしべとめしべの様子

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おしべが6本にめしべが1本つく。 雌しべの柱頭は主に3裂する。

ゼフィランサス・シトリナのつぼみを包む苞葉の様子 (撮影日:2024年8月26日)

2024/08/26 …(1-3) (夏・鉢植え・日なた)

つぼみと苞葉の様子

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つぼみは苞葉に包まれている。

ゼフィランサス・シトリナの開花時のしおれる前の苞葉の様子 (撮影日:2024年8月10日)

2024/08/10 …(1-4) (夏・鉢植え・日なた)

茎に残る苞葉

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つぼみを包んでいた苞葉はやがて茶色にしおれ花後も残る。

ゼフィランサス・シトリナの未成熟の果実の様子 (撮影日:2024年8月26日)

2024/08/26 …(1-5) (夏・鉢植え・日なた)

未成熟の果実

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できる果実は3稜ある蒴果で球を3つくっつけたような形をしている。 熟すと上部が3裂する。

ゼフィランサス・シトリナの地面から生える株全体の様子 (撮影日:2020年9月7日)

2020/09/07 …(1-6) (秋・鉢植え・日なた)

全体の様子

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草丈は高さは20cmほど。ゼフィランサスは子房下位の植物で、外側から花の基部に丸い子房があるのが見える。 葉は細い線形で根元から生える。

ゼフィランサス・シトリナの植え付け時の球根の様子 (撮影日:2020年6月29日)

2020/06/29 …(1-7)

植え付け時の球根

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球根は卵形の鱗茎でこの鱗茎にも毒を含む。

ゼフィランサス・シトリナの冬でも常緑な株の様子 (撮影日:2024年2月27日)

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冬の葉の様子

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葉は冬でも緑色をしている。