ゼフィランサス・カリナタ (サフランモドキ) - 花の名前を調べる
ゼフィランサス・カリナタ (サフランモドキ)

ゼフィランサス・カリナタ

Zephyranthes carinata
(Zephyranthes grandiflora)

読み:ゼフィランサス・カリナタ (カリナータ)
(ゼフィランサス・グランディフローラ)

サフランモドキ (サフラン擬)

コモンネーム:
Pink Rain Lily (ピンク・レインリリー)

南アメリカやメキシコなど熱帯地域原産の常緑性の球根植物。 日本に伝わった当時はこの花がサフランだと思われていたためサフランと呼ばれていたが、 後に本物のサフランが伝わり、現在はサフランモドキと呼ばれる。 サフランとは異なり、葉や鱗茎など全草に毒を含む有毒種。

ピンク色のゼフィランサス・カリナタの花 (撮影日:2024年8月10日)

2024/08/10 …(1-1) (夏・鉢植え・日なた)

ピンク色の花

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花被片は主に内花被3枚、外花被3枚の6枚つく。 高温で乾燥した自生地では雨の後に開花が見られるため、花姿をユリに見立て、ピンク・レインリリー (Pink Rain Lily) と呼ばれる。

ゼフィランサス・カリナタの雄しべと3裂した雌しべの様子 (撮影日:2023年8月5日)

2023/08/05 …(1-2) (夏・鉢植え・日なた)

おしべとめしべの様子

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花はおしべが主に6本とめしべが1本つく。 柱頭は主に3裂する。

開花時のゼフィランサス・カリナタの株姿全体の様子 (撮影日:2021年7月30日)

2021/07/30 …(1-3) (夏・鉢植え・日なた)

外側から見える子房

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ゼフィランサスは子房下位のため、外側から花の基部にある子房が見える。

ゼフィランサス・カリナタの4裂した柱頭の様子。雄しべが7本ある (撮影日:2023年8月5日)

2023/08/05 …(1-4) (夏・鉢植え・日なた)

4裂した柱頭

この花の花被片は6枚、おしべは7本ついている。

ゼフィランサス・カリナタの6裂した柱頭の様子。花被片が7枚と雄しべが7本ある (撮影日:2023年8月5日)

2023/08/05 …(1-5) (夏・鉢植え・日なた)

6裂した柱頭

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この花の花被片は7枚ついている(1-6)。おしべは8本だろうか。

ゼフィランサス・カリナタ (撮影日:2023年8月5日)

2023/08/05 …(1-6) (夏・鉢植え・日なた)

花被片7枚の花

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写真左側の花は花被片が6枚、右側の花は7枚ついている。 右側の花は内花被が3枚、外花被が4枚で柱頭は6裂している。

ゼフィランサス・カリナタの鱗茎の様子(撮影日:2021年7月30日)

2021/07/30 …(1-7)

植え付け時の球根

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球根は卵形の鱗茎でこの鱗茎にも毒が含まれる。

ピンク色のゼフィランサス・カリナタの花 (撮影日:2021年4月25日)

2021/04/25 …(1-8) (春・鉢植え・日なた)

伸び始めた葉の様子

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葉は広線形で根元から生える。黄花のシトリナと比べ葉の幅が広い。

ゼフィランサス・カリナタの常緑で越冬する様子 (撮影日:2024年2月27日)

2024/02/27 …(1-9) (冬・鉢植え・日なた)

冬の葉の様子

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葉は冬でも緑色をしている。

開花時のゼフィランサス・カリナタのプランターの様子 (撮影日:2024年8月10日)

2024/08/10 …(1-10) (夏・鉢植え・日なた)

全体の様子

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草丈は高さは20cmほど。夏から秋ごろに1本の茎先に1つの花をつける。