読み:ザンテデスキア・エチオピカ
オランダカイウ(阿蘭陀海芋)
コモンネーム:Calla (カラー)
オレンジ黒
地植え 鉢植え
半耐寒性 日なた~半日陰 (夏は日陰)
分球
2019/12/25 …(1-1) (冬・明るい室内・鉢植え)
花は多肉質な花軸に花柄の無い小花が密生する肉穂花序。
カラーは雌性先熟で先ず雌しべが熟して他の株から花粉を受け取り
受粉して、次に雄しべが熟し花粉を出すことで自家受粉を避ける仕組みとなっている。
写真の花は既に雄性期で苞が花序を包み基部が見えないようになっているが、、
咲き始めの雌性期には苞が緩み外側から肉穂花序が露出し受粉しやすいようになっている。
2019/12/25 …(1-2) (冬・室内・鉢植え)
雄性群の拡大
カラーの肉穂花序は下の方に
雌性の働きをする雌性群がつき、上の方に雄性の働きをする雄性群が付く。
白い糸のようなものは花粉で雄性群は下から上へと咲く。
2022/09/09 …(1-7) (秋・日なた・鉢植え)
未成熟の果実の様子
果実は仏炎苞に包まれている。
英名Calla(カラー)は、この仏炎苞を修道服の襟に見立てたという説や
ギリシャ語で「美しい」を意味するKallos(カロス)に由来するという説がある。
2022/05/23 …(1-9) (春・日なた・鉢植え)
芽が出始めた頃の様子
暖かくなると成長を始める。
寒さにやや弱いので冬は室内に入れるか球根を掘り上げて乾燥させないように保管する。
2022/06/10 …(1-10) (夏・日なた・鉢植え)
背丈は高さ30cm~60cmほど。
1mほどにもなる大型の湿地性のカラーに比べ小さく矮性種もある。
日当たりと乾燥を好むが夏の高温多湿に弱いので、夏は日陰の涼しい場所に置き水はけのよい場所で育てる。
2022/06/17 …(1-11) (夏・日なた・鉢植え)
雌性期の花の様子
花の内部の写真は(1-3)でまだ雄性群は花粉を出していない。
仏炎苞があまり緩んでいないのだろうか肉穂花序は外から見えない。