黄色の金鎖の花

キングサリ (金鎖)

Laburnum anagyroides

読み:ラブルヌム・アナギロイデス (ラバーナム)

コモンネーム:Golden Chain Tree
キバナフジ (黄花藤)

ヨーロッパ原産の冬季落葉性の小高木。全株特に種子に毒を含む有毒種。

英名はGolden Chain Treeで黄色く長い花穂を鎖に見立てゴールデンチェインツリーと呼ばれる。 この英名から和名も金鎖と呼ばれ、また黄色のフジとして黄花藤とも呼ばれる。

黄色の金鎖の花 (撮影日:2014年5月13日)

2014/05/13 …(1-1) (春・地植え・日なた)

花序の様子

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花は総状花序のある小花を多数つけ、花穂は20cmほどになる。

黄色の金鎖の花 (撮影日:2008年5月11日)

2008/05/11 …(2) (春)

黄色の花

小花はフジに似た蝶形花(3)で、旗弁の基部には濃いオレンジ色の筋が入った蜜標がある。

紫色の藤の蝶形花の様子(撮影日:2024年4月14日)

2024/04/14 …(3) (春・鉢植え・日なた)

参考:フジの蝶形花

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花弁:5枚
花は大きな旗弁1枚と左右の翼弁2枚と、その中にある左右の舟弁の2枚からなる。 おしべめしべは舟弁の中にあり、外側からは見えない

金鎖の木の全体画像 (撮影日:2014年5月13日)

2014/05/13 …(1-2) (春・地植え・日なた)

全体の様子

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キングサリは涼しい地域に自生しており、日なたを好むが日本の夏の高温多湿に弱い。