オダマキ (苧環) の仲間  分類:落葉多年草

アキレギア イトクリソウ(糸繰草)

冬季落葉性の多年草。日本にはミヤマオダマキとヤマオダマキが高山に自生している。 花は花弁の付け根から後方に距が長くのびる。 苧環や糸繰草の名前はこの花の姿が糸を巻く糸車、苧環に似ているため。 全草が有毒。日光を好むが高温多湿に弱いため夏は日陰にして風通しと水はけを良くして育てる。

オダマキ (苧環)(1-1) ピンク色の花(撮影日:2008年5月8日)

2008/05/08 …(1-1) (春・地植え・半日陰)

高性種と矮性種がある。写真の花の背丈は50cm程。 花は下向きに咲く。 株の寿命は短いが丈夫でこぼれ種からも増える。 果実は5つの細長い袋果の莢が集まった集合袋果。 秋ごろ熟す。

オダマキ (苧環)(1-2) ピンク色の花 下から見た様子(撮影日:2008年5月8日)

2008/05/08 …(1-2) (春・地植え・半日陰)

花を下から見た様子

中心の小さい5枚が花弁で外側の大きな5枚が萼。 雄しべは多数本、その中心に雌しべが5本付く。

オダマキ (苧環)(1-3) ピンク色の花 つぼみの拡大(撮影日:2008年5月5日)

2008/05/05 …(1-3) (春・地植え・半日陰)

つぼみの様子

花弁の付け根から後ろに5本の距が伸びているのが見える。 距は内向きに曲がる。

オダマキ (苧環)(1-4) 葉の拡大(撮影日:2008年4月17日)

2008/04/17 …(1-4) (春・地植え・半日陰)

葉の拡大

葉は根元から生える根生葉。3枚の複葉となっている。