ナス (茄子)

Solanum melongena

読み:ソラナム・メロンゲナ、ソラヌム、メロンジェナ

コモンネーム:Egg Plant (エッグプラント)

インド原産の非耐寒性の常緑性の多年草。 寒さに弱いため日本では春まきの1年草としても扱われる。 昔海外で茄子と言えば白色の卵形で、まるで卵が生っているようなその姿からEgg Plant(エッグプラント)と呼ばれる。

ナス(茄子)(1) 紫色の花(撮影日:2008年7月12日)

2008/07/12 …(1) (夏・地植え・日なた)

花は花冠が5裂する合弁花おしべが5本、その中央にめしべが1本つく。 通常は雌しべが長い長花柱花の花をつけるが、肥料が足りないと 雌しべが短い短花柱花の花となる。 短花柱花の場合雌しべが雄しべに隠れて見えなくなってしまうため結実しにくくなってしまう。

ナス(茄子)(2) ナスの実(撮影日:2008年7月12日)

2008/07/12 …(2) (夏・地植え・日なた)
ナスの萼は果実になるとヘタとも呼ばれる

も5裂し、葉や萼にはトゲがある。 葉は卵形~広卵形でフチは全縁で波打つ。葉は重ならないように互生し、日光を効率よく受けられるようになっている。
果実は球形~長楕円形の液果で果肉はスポンジ状となっている。