ゴシキトウガラシ (五色唐辛子)

Capsicum annuum cv.

読み:カプシカム・アニューム

ハナトウガラシ(花唐辛子)、観賞用トウガラシ(唐辛子)
コモンネーム:Ornamental Pepper, Christmas Pepper

分類

常緑多年草、常緑低木(1年草扱い)

科属

ナス科 / トウガラシ属

花期

5月から8月

花色

用途

鉢植え 地植え

環境

非耐寒性 日なた

繁殖

種子まき さし木

南アメリカ原産の常緑性の多年草または低木。 寒さに弱く日本では越冬が難しいため春まきの1年草としても扱われる。 カラフルな実の美しさを楽しむトウガラシの園芸品種の一つで 果実が主に紫から白、黄、オレンジ、赤へと移り変わることから五色唐辛子と呼ばれる。 海外ではOrnamental Pepper(オーナメンタルペッパー、観賞用のトウガラシ)と呼ばれ その赤いからウィンターホリデーのクリスマスの時期に多く売られるためChristmas Pepper(クリスマスペッパー)としても親しまれる。 このは観賞用で食べられない。

ゴシキトウガラシ (五色唐辛子)  カラフルな実 (撮影日:2008年9月14日)

2008/09/14 (秋・鉢植え)

花は白の筒状で先端が5裂する合弁花雄しべが5本、その中心に雌しべが1本突き出る。 葉は鋸歯の無い全縁の楕円形~卵状披針形で互生する。 果実は球形~円錐形の液果で上向きにつく。 どの種類も未成熟時は緑色で完熟すると赤くなる。このは観賞用で食べられない。
株は種子まきやさし木で増やせる。発芽には20度から25度の高温が必要で日当たりと水はけのよい場所で育てる。 ナス科の植物には連作障害があるため同じ場所に植え続けていると成長が悪くなってしまう。 ナス科の植物を植えた後は他の植物を植えたり、土を休ませたりして 連続して植えないようにする。