Physalis alkekengi
読み:フィサリス・アルケケンギ
コモンネーム:Bladder Cherry (ブラダーチェリー)
Chinese Lantern, Japanese Lantern
(チャイニーズランタン、ジャパニーズランタン)
冬季落葉性の多年草。 赤く膨らんだホオズキの果実は鉢植えや切花などで親しまれる。 ホオズキの名前の由来には諸説あり、ほほづきと歌に詠まれたホオズキの果皮を口で鳴らす様子から頬突きという説や 昔はホホと呼ばれたカメムシがホオズキを好むからという説などがある。 なおホオズキは葉も果実も種子も全草が有毒なため この実は食べられないが、 近年は毒の無い食用ホオズキも売られている。
2022/05/23 …(1-1) (春・日陰・地植え)
花冠には白い毛が生えており5裂する合弁花。
萼片も同じく5裂し花は下向きに咲く。
日光と水を好むので日当たり良く湿り気のある場所で育てる。
連作障害があるので長い間同じ場所に植え続けていると成長が悪くなってしまう。
2022/05/23 …(1-2) (春・日陰・地植え)
やや雌しべが長い中花柱花の様子
雄しべが5本に雌しべが1本、
雌しべの柱頭は2裂する。
肥料が十分に足りていると雌しべが雄しべより長い長花柱花となり
肥料不足になると雌しべが短い短花柱花となる。
2015/05/30 …(1-3) (春・日陰・地植え)
長花柱花の花の様子
長く伸びた雌しべが見える。
短花柱花になると雌しべが雄しべで隠れてしまい
受粉結実しにくくなってしまう。
2021/06/11 …(1-4) (夏・日陰・地植え)
未成熟の実の様子
この緑色の部分は萼で、
受粉すると萼が大きく発達し
果実を包み保護する。
この膨らんだ姿を膀胱に見立て海外ではBladder Cherry(ブラダーチェリー)と呼ばれる。
2021/08/06 …(1-5) (夏・日陰・地植え)
赤く熟したホオズキの果実
夏ごろから果実は赤く熟す。
果実は球形の液果で
この姿を提灯に見立てお盆の飾りとしても親しまれる。
全草が有毒なためこの実は食べられない。
2008/09/20 … (2) (秋)
葉脈が残ったホオズキの実
果皮は次第に落ち、秋ごろから葉脈だけの姿となり
中の朱色の果実が見えるようになる。
種子まきの他にさし木や株分けでも増やせる。
2016/04/14 …(1-6) (春・日陰・地植え)
芽が出始めたころの様子
冬の間は地上部は枯れ、春に新芽を出す。
非耐寒性のものが多いホオズキ属の中でホオズキは耐寒性が強いため
Winter Cherry (ウィンターチェリー)とも呼ばれる。
2022/05/19 …(1-7) (春・日陰・地植え)
下の葉はほとんど全縁で上の葉には大きな鋸歯があるのが見える。
葉は卵形~楕円形でやや波打ち互生するが上の方は向かい合って対生ともなる。
2022/05/23 …(1-8) (春・日陰・地植え)
全体の様子
草丈は高さ40cm~90cm程で花は下から上に咲く。
ホオズキの由来の一つとされるカメムシが好み、よくその姿を目にする。
2021/08/06 …(1-9) (夏・日陰・地植え)
ホオズキが生る様子
この姿を提灯の明かりに例えてか漢字では鬼灯とまた海外でもChinese Lantern, Japanese Lanternと呼ばれる。
酸漿の漢字は漢名から。