ダイコン (大根)

Raphanus sativus

読み:ラファヌス・サティブス

スズシロ(蘿蔔、清白)、オオネ(大根)

コモンネーム:Radish (ラディッシュ)

分類

1年草

科属

アブラナ科 / ダイコン属

花期

4月から5月

花色

薄紫

用途

鉢植え 地植え

環境

耐寒性 日なた

繁殖

種子まき

秋まきの1年草。秋に発芽して冬迎え、年を越して開花するため 1,2年草または越年草とも表記される。

古名は大きい根としておおねと、また涼しく清々しい白さからスズシロと呼ばれ蘿蔔の漢字は中国の漢名から取られた。

スズシロは春の七草のひとつとしても親しまれる。 春の七草はオギョウ (ハハコグサのこと) と 、スズナ、セリナズナハコベラ (ハコベ) 、ホトケノザ (コオニタビラコのこと)と スズシロで1月7日の七草粥に用いられる。

ダイコン(大根) スズシロ(蘿蔔、清白)(1-1) 紫色の花 (撮影日:2022年3月30日)

2022/03/30 …(1-1) (春・日なた・地植え)

花はのある小花が均等につく総状花序花弁4枚に雄しべが6本、雌しべが1本つく。 雄しべは6本中4本が長く2本が短い4強雄しべで 長い雄しべが2本ずつ向かい合い、短い雄しべが1本ずつ向かい合ってつく。 春ごろ茎を上に長く伸ばし花を咲かせる。花が咲くと養分が根に届き難くなりスが入ってしまう。 できる果実は円柱形の長角果の間にくびれがあり先端が細く長く伸びる。 このは熟しても裂開しない。

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ダイコン(大根) スズシロ(蘿蔔、清白)(1-1) 紫色の花 (撮影日:2022年3月30日)

2022/03/30 …(1-1) (春・日なた・地植え)
草丈は高さ100cm程にもなる。

収穫期になると茎が上に伸び日に当たったところが緑色になる種類のものや 土に埋まり全体が白い種類のものがある。 連作障害があり一度植えた場所は1~3年くらい空ける期間が必要。

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ダイコン(大根) スズシロ(蘿蔔、清白)(1-1) 紫色の花 (撮影日:2022年3月30日)

2022/03/30 …(1-1) (春・日なた・地植え)

根生葉は長楕円形~倒披針形で束生し大きく羽状に裂け フチにはギザギザとした鋸歯がある。 秋に発芽し冬は地面に張りつく大きなロゼット状で過ごす。 日当たりと水はけの良い場所でそだてる。

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