ダンギク (段菊) - 花の名前を調べる
ピンク色のダンギクの花

ダンギク (段菊)

Caryopteris incana

読み:カリオプテリス・インカナ

冬季落葉性の多年草。葉がキクに似て段になって花をつけるため(1-3)段菊と呼ばれる。 以前はカリガネソウがCaryoteris属に分類されていたため、ダンギク属はカリガネソウ属とも言われる。

ピンク色のダンギクの花 (カリオプテリス) (撮影日:2025年10月6日)

2025/10/06 …(1-1) (秋・鉢植え)

ピンク色の花

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カリオプテリス・パビリオン・ピンク

花は葉の基部に輪状に数段つき下から上へと開花する。

ピンク色のダンギクの花 (カリオプテリス) (撮影日:2025年10月6日)

2025/10/06 …(1-2) (秋・鉢植え)

おしべとめしべ

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花冠は上唇と下唇からなる唇形花で上唇は2裂、下唇は3裂し中央の長い裂片の先端は更に数裂する。 おしべが4本、めしべが1本つき柱頭は2裂する。

ピンク色のダンギクの花 (カリオプテリス) (撮影日:2025年10月6日)

2025/10/06 …(1-3) (秋・鉢植え)

葉と花をつける様子

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茎や葉には薄くビロード状の毛が密集し白っぽく見える。葉は卵形でフチにはギザギザした鋸歯があり対生する。 花はこの基部につくため段になる。

ピンク色のダンギクの花 (カリオプテリス) (撮影日:2025年10月6日)

2025/10/06 …(1-4) (秋・鉢植え)

全体の様子

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草丈は高さ60cmほど。花には蜜があり蜂や蝶などが訪れる。 唇形花の大きな下唇や裂片は彼らを引き付け足場となる働きをしている。