Nicandra physalodes cv.
コモンネーム:Apple of Peru, Shoo-Fly Plant
春まきの1年草。オオセンナリによく似た姿の園芸品種で同じく有毒種。 花の基部には紫色の斑紋があり、葉には黒いトゲのような斑点がある。 果実はホオズキに似て 果実を包む萼や茎も黒色を帯びることからクロホオズキと呼ばれる。 海外ではオオセンナリと共にApple of Peru(ペルーのリンゴ)と呼ばれるが クロホオズキも有毒なためこの実は食べられない。
2016/08/15 …(1-1) (夏・地植え・日なた)
花の奥に紫色の模様があるのが見える。
花は合弁花で花冠は浅く5裂する。
葉は卵形~楕円形で互生する。葉のフチには大きく不規則な鋸歯があり
葉の表面には黒い斑点がある。
2017/08/31 …(2-1) (夏・鉢植え・日なた)
花の拡大
雄しべが5本に雌しべが1本つく。
ハエが嫌がる香りを持つため海外ではハエを追い払う、Shoo-Fly Plant(シューフライプラント)とも呼ばれる。
2017/05/17 …(1-3)
(1-1)の収穫した実を乾燥させて保存していたもの
葉脈だけになった萼が果実を包んでいるのが見える。
果実は球形の液果。
収穫した実や枝は乾燥させドライフラワーとしても親しまれる。
2017/05/18 …(1-4)
萼を取り外し果実を割った様子
中には扁平な黒い種子が多数入っている。
クロホオズキは丈夫で果実もよくできるため
種子まきでよく増やせる。
ナス科の植物は連作障害が起こるため
同じ場所には連続して植えないようにする。
クロホオズキ