読み:ロブラリア・マリティマ
ニワナズナ (庭薺)
コモンネーム:Sweet Alyssum (スイートアリッサム)
鉢植え 地植え
半耐寒性
日当たりの良い場所(夏は日陰)
種子まき
南ヨーロッパ原産の夏季落葉性の多年草。短命で夏の暑さに弱いため 夏を避けて春に開花させる、秋まきの1年草としても扱われる。 秋まきの場合発芽してから冬を迎え年を越して開花するため1,2年草または越年草とも表記される。 以前はアリッサム属に分類され、甘い良い香りがするためSweet Allyssum (スイートアリッサム)と呼ばれる。
2016/12/13 …(1-1) (冬・地植え・半日陰)
花は柄のある小花を均等につける総状花序で球形~ドーム形になる。
草丈は高さ15cm~20cm程の地を這うほふく性でロックガーデンなど乾燥した場所のグランドカバーにも向く。
2016/04/14 (春・日なた・地植え)
参考:ナズナの隔膜の様子
短角果が裂開し種子を散布した後は銀色の隔膜が残る。
ナズナの隔膜は果実を扁平なハートの中央で左右に仕切り(仕切った断面は楕円形)
スイートアリッサムは扁平な卵の表と裏で仕切る。(断面は卵形)
2016/12/13 …(1-2) (冬・地植え・半日陰)
花序が上に伸びる様子
花序が伸びた姿もナズナによく似ている。
球形だった花序は次第に上へ伸びドーム状となり
下の方の花は果実となる。
2016/12/13 …(2-2) (冬・地植え・半日陰)
暑さと多湿に弱いため夏は直射日光を避け日陰で水はけと風通しの良い涼しい場所で
多湿と蒸れを避け、また霜に当たると枯れてしまうため冬は日当たりの良い室内で育てる。
夏に弱いため、主に秋に種を播いて春に開花させる秋まきの1年草(1,2年草)として扱われる。